過去の仕事歴と再婚後の就活。
私はプロフにも書いてあるように、再婚者です。
それも昨年の春に入籍をしたばかりで、師匠の住む街に夏に引っ越してきました。
春に入籍して、夏まで一緒に住まなかったのは夏のボーナスをもらってから退職したかったから。
入籍日は占い好きの師匠がこの月ならば、といかなんとかで決めたものでした(^-^;
前の結婚では出産後はしらばく専業主婦で、子供が就学する頃からパート務めに。
そして働く面白さを知って、契約社員から正社員になりました。
職種はホテルのウェディングプランナーです。

華やかな世界でしたが、肩書きが上がるにつれて責任は重くなり…
最後は売上の会議ばかりで過重労働が続き、倒れる寸前でした。

結局退職して派遣社員を経て、別のホテルの人事課に正社員で転職できました。
給与計算などの事務から新卒採用までいろいろなことをしてきました。
残業はほとんどなかったので、ずっとこのまま働く予定でしたが、再婚することになり、通うには遠いので退職せざるを得ませんでした。
この年で退職してしまい、正社員での再就職はほぼ無理状態。
ハローワークでも「過去の実績はあっても、難しいですね」と一言。
年齢だけで全ての会社は門前払い。
それでもなんとか小さな会社の事務員として採用されました。
ただ正社員といっても退職金無し、残業代無し、給与は驚くほど安く、休日も年間87日だけ。
こちらが会社を選ぶ権利はなく、雇ってくれただけ御の字という感じです。
幸い社長さんや奥様の人柄が良く、会社がご近所という主婦には好立地。
何とか頑張れそうと思っていましたが、ベスさんを迎い入れたことや、ちょうど母が病いを患ったことが重なって、パートタイムに切り変えてもらいました。
でもそのおかげで時間にゆとりができて、結果的には良かったと思っています。
バリバリ働いて貯金を頑張ろうと思っていましたけどね。

働いている会社は不動産業と注文住宅の設計を手掛けています。
全くの畑違いで知らないことばかりでしたが、面白いです。
火災保険を扱う資格を取って、手当が上がりましたし、家の間取り好きの私にはたまらない間取りのパースをPCで作ったり。
広告でこんな間取りの部屋がありますよ、ってあの図面です。
定年退職後に中古マンションを購入したいと持っているので、不動産業は役に立ちそうですよね(*^_^*)
これからはインテリアの勉強もしていきたいです。

アラフィフだけど、パートだけど、向上心をもって、仕事に向き合いたいです。
女性が子育てに少し落ち着いてこれから働くことを考えている場合、資格がなくても、働き始めてからチャレンジしてもいいと思います。
これからの自分に有益になる、そんな仕事ができたら幸せですよね。
生きている時間の中で、働いている時間はとても長いです。
その部分が充実しているか、否かで精神的、肉体的に違いが顕著に表れてくるような気がします。
私のような、若くはない年齢だとなおさら顔に滲み出てきそうです。
たとえそれが単調な仕事であっても、自分にしかできない何かがあるはず。
笑顔であったり、効率性であったり。
天台宗の開祖である最澄が残した教えに「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という言葉があります。
この言葉の意味は「今、自分の置かれている場所や立場でベストを尽くし、照らすことが できる人が国の宝である」
自分自身の存在は小さいものでも、生き方はその人自身を映し出すもの。
どんなことでも丁寧に頑張っていきたいものです。

本日もご訪問くださりありがとうございました。
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