他人を羨むことに良いことはひとつもない。でも関心は持ちたい。
私は多分、性格が少し欠落しているような気がします。
何が欠落しているかというと「他人にあまり興味がない、関心が持てない」ということ。
全てのひとではなく、友人や恋人には興味はあります。だから結婚しているのですけどね。

全くの知らない人、または少し知っている程度の知人のすること、身なり、言動に興味がないので、自然と世間にも疎くなってきます。
「流行」にも興味が沸きません。他人からの目も評判も気になりません。
一番、分かりやすい出来事は、私が大学生の時は肩パットが入った逆三角形の洋服が流行り、ブランドもののバッグ、ピンヒールを履いた女子大生が周りに沢山はいました。
女子会や合コン、はたまたディスコも流行っている時代です。
私の服装はというと白襟のワンピース、素足に白の三つ折りソックス、そして茶色のローファー。ほとんど化粧もせず、持つバッグは父の海外土産のブランドが分からないシンプルなもの。

大学では白衣を羽織って毎日研究三昧。休日はボランティアにどっぷり傾倒。門限7時でテレビを見ない生活。
これで想像がつくかと思います。変わっていますよね。。。
そんな変わり者だったのですが、今はちょっと普通な感じになってしまっています。
大人になるにつれて個性が薄れてきた感覚かもです。
ただ他人に興味が沸きにくいのは変わらなく、芸能人にも疎いわけですから、ゴシップなども全く知りたいとも思いません。それが、です。
「羨ましい」という気持ちは普通にあるのです。
良い暮らし、何か良い出来事があった、幸せな環境を知った、ときなど、その感情があると思い知らされるのです。
それが普通だよ、自然な感情だよと言われたらそれまでですが、妬むまではなくても「羨む」「羨望する」。
SNSで、知人のここ行った、これ食べた、というような投稿にあまり興味が持てなかったけど(友達のは割と興味深く見ますが…)
ふと目に留まった事柄に反応して「羨ましいなー」って思ったのです。
「羨望」の眼差しです。
キャンプ場で目に留まった多分総額50万~70万円はかかっているだろうな、凄いけど素敵!全て同ブランドで統一されたシックで大人なキャンプグッズで揃えられた道具に反応したのです。

私たちは登山で使ってきたテント泊グッズに焚火セットをプラスしただけ。
小さいテントにミニマムなグッズで統一感ももちろんありません。
あるものでキャンプを楽しめている、良かったと思っていたのに、比べることなどないと思っていたのに。

もちろん師匠は失笑です。師匠はグッズ好きですが、自分は自分、的な思考なのでカッコいいなと思います。
ひとを羨む、たまにはそんな気持ちになることもあるわよね、と思いながら、でも羨むことはマイナスなことしかないように思います。
そう思う感情があれば、そのエネルギーがあれば、もう少し他人に興味を持とうよと。
羨ましく思う感情は良いことはひとつもない。けど関心はある程度は持つべきかなと。社会で生きていくなら。
「羨望」と「関心」は意味が違いますものね。
「羨望」は頭の中から断捨離して、いろいろな人にもう少し、興味を持つようにしたいです。

ふと気づいたことに、「人の話しを聞いていないことがあった、なかなか人の名前を覚えられない、記憶力が悪い、少し不思議ちゃんと言われた過去をもつ。。。(いまは分からないけど、実際に私を知っている友達はどう思っているのかな)」などと、ちょっと気にしたユン*さんでした。
いま、他人からの目を気にした? 普通になれたのかな(笑)

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